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遊楽日記
焦らず気負わず気ままに迷走中 
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とある来栖ファンプラス1のだらだら続く会話文SSその2。軽いお笑い。
初出は[あるカップルの会話] (未登録キャラ)

放置プレイだった李如春さんがやっとちゃんと家においでなさいました。
 
 とうじょーじんぶつ
寄木由依子(どっかの来栖ファン彼氏彼女の彼女の方)
早瀬千明(どっかの来栖ファン彼氏彼女の彼氏の方)
李如春(???)
 
 

 
「捨ててきなさい」
 
「そんな、お姉さん。酷いじゃないですか。」
 
「もう一度言う。元あった場所に捨ててきなさい、千明」
 
「無視ですかお姉さん」
 
「…いや俺もそうしたいのは山々なんですがっ!その」
 
「良いから黙って捨てて来い。…ったく、直って無かったのね、変なもの拾ってくる癖」
 
「変なもの、それはまさか僕のことですか。失礼な。」
 
「ううごめんなさい呆れんの止めて。…俺も拾いたくなかったんだけどっ!付いてきてしまいまして」
 
「謝る事はありませんよ千明くん。君は正しいことをしたのですから。このお姉さんがおかしいんですよ。人の顔見るなり『捨てて来い』とか『変なもの』と」
 
「うるさいな、お前彼女さんのこと悪く言うなよ!」
 
「あ、恋人だったんですか」
 
「千明、いいの。相手するから付け上がんの。とにかく捨てて来い今すぐ」
 
「うー!」
 
「まぁまぁ、…彼女さん?そんなに冷たくすることはないでしょう。折角彼氏が連れてきたんですから。とりあえず、立ち話も何ですから中でお茶でも」
 
「お前が言うな」
 
「ごもっともで」
 
「…って、その、こんな感じでさぁ…断ろうとはしたんだけどっ!」
 
「追い返せなかったわけね。…貴方、何?というか、何でコレについてきたわけ?」
 
「コレ…」
 
「あ、これは自己紹介が遅れました。僕は李如春(るーちゅん)といいます。」
 
「……るーちゅん?」
 
「あ、日本人じゃなかったのか」
 
「その名前どっかで……ってこら彼氏、今名前聞いたんかい。」
 
「…えへへ?」
 
「馬鹿」
 
「一言でッ!」
 
「そういえば言ってませんでしたね。そしてこれはヴァイオリンで相棒のステラです。」
 
「へぇ。……! ステラ!」
 
「え?知ってるの彼女さん」
 
「わかった、るーちゅんのり・じょしゅん!映画『あなたの星へ』のド下手なバイオリン奏者の変態。実体化してたのは初めて知ったけど」
 
「変態扱い止めて下さい僕は傷いてしまいます。僕はノーマルだ」
 
「結構冷静に返すなお前。ってか、ド下手はスルー…!?」
 
「自覚はあります」
 
「威張るな。…ちなみに喋りに違和感があるのは映画自体字幕の翻訳が酷かったからとみた」
 
「…え?それ、アリ?」
 
「もうあの映画の特徴になってるのよねー。あまりに酷過ぎて。」
 
「僕も気を付けてるつもりなんですけどねー。やっぱり酷いですか」
 
「かなり」
 
「結構」
 
「なんか馬鹿にされてるような」
 
「というか腹が立つ」
 
「初対面で結構言いますねあなた方。」
 
「…で、何でコレに付いてきたの。」
 
「またコレ…仮にも彼氏に酷くないか!?」
 
「はあ、それは。語るに哀しき出来事がありまして。」
 
「それを聞いてんだけど」
 
「無視!?」
 
「是非聞いてください。この街で途方にくれていた時、僕は素晴らしい人に出会いました。とてもヴァイオリンが上手いんです。わかりますか?とにかく凄い。素晴らしい。アレを聞けばカナリヤも声を恥じらい地に落ちるでしょう。いや羽根を動かすことを忘れて落ちるのかもしれない。まるで世界そのものを奏でるように、彼の指先からは」
 
「ソレは省け。」
 
「了解。それで、その人の演奏に心を打たれた僕は、その人を師匠にすると決めました。頼み込んだんです。それはもう熱心に。」
 
「…へー」
 
「…なんかオチが予想出来たわ」
 
「彼は綺麗な顔でそれはもう嫌そうな表情をしたんですが、僕は苦労して今このように張り付いて行って。そして指導を乞うからにはとそこだけ耳を貸す彼に張り切って相棒ステラを聴かせたんです。が、」
 
「……が?」
 
「二度と目の前に現れるなと蹴り出されてしまいました。」
 
「うわぁ」
 
「…やっぱり」
 
「え。やっぱりってそんなに下手」
 
「そのようで。哀しいでしょう。それでも僕は彼こそ師匠と心に決めています。勝手に。」
 
「自分で言ってれば世話ないわね…で、それからどうしてコイツ。話が見えないんだけど。」
 
「あ、それは僕が道端で失意にくれている所、たまたま電話中のこの人が通りがかりまして。良く聞けば話の内容はお師匠のことではありませんか。これは是非詳しく聞かなければと」
 
「…は?」
 
「え!?……え、えええええ!?え、じゃあ、るーちゅんのお師匠って来栖!?」
 
「はあ!?」
 
「そういうお名前らしいですね」
 
「うわ、馬鹿、無謀、とんでもない。…よく蹴りだされただけで済んだわねー…迷惑な。」
 
「うわーーー!ずるいずるいずるい!俺も会いたかったー!何でこんな変人がー!」
 
「変人ってこれはまた酷いなぁ」
 
「それは、運でしょ…っていうかあたしも聞きたかったけど!生での生活のくるたんの演奏っ!」
 
「…くるたん?」
 
「最近流行ってるあだ名」
 
「はあ、それはまた随分と…滑稽な」
 
「言うわね。」
 
「俺は認めねぇけどなっ!来栖にくるたん似合わないっ!」
 
「いや可愛いですよ」
 
「何なのお前ッ!?」
 
「あんたら煩い。…まぁいいわ、とにかくくるたんはわかった。…で、なんで、ここまで付いてくるの。話聞くならそこで良かったでしょ」
 
「いや、寒かったので。立ち話は嫌だったので、とりあえず付いてきました。」
 
「とりあえず付いてこないでください」
 
「あんたも連れてこないでください。」
 
「ごめんなさいっ!?」
 
「僕もなんかすいません。…で、そう、いい加減部屋に入れてもらえると助かるのですが…」
 
「ど、同意です。ホント寒いです彼女さん…!」
 
「…一生そこに居れば。それじゃあね部屋の暖かい空気が逃げるから」
 
「え、もう遅…待って待って待ってー!」
 
「彼氏ごと締め出しですか?!」
 
 
部屋の外で泣いたら結局入れてくれました。
 
 
 
「千明君の感想。そこはかとなく目立てないのがちょっぴり寂しかったです。」
「ボケ二人だと変態に軍配が上がるんだねっつーかその感想鬱陶しいんだけど」
「うわすいませんでした!?でも構ってくれて嬉しいなッ!」
「黙れ。」
 
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